買物時間に悩む人
あの混雑の中で買物はしたくない。重いし、疲れるし。スーパーの空いてる時間て、いつかしら?
【買物時間に悩む人】スーパーは、空いてる時間帯に買ってはいけない!
- スーパーの空いてる時間帯
- 空いてる時間帯に買ってはいけない理由
- では、どうするか?
◆本記事の信頼性
◆本記事でわかること
今回は、「スーパーで買物するとき、なぜ空いてる時間はダメなのか?」を解説していきます。
私自身、大手スーパーで勤務を経験していますので、参考になるはずです。
「空いてる時間に買物したい!」と思っている方は、最後まで読んでみてください。
スーパーは、空いてる時間帯に買ってはいけない!
スーパーのレジの行列待ち、だるいですね。少しでも空いてるレジを探して並んでみたり。
こんな混雑してる時間じゃなくて、もっとゆっくり買物がしたい!って誰もが考えます。
でも、ちょっと待ってください!
空いていればいいんですか?
食品スーパーはいつ行っても、同じではないんですよ!
まずは、気になる空いてる時間帯からお話します。
スーパーの空いてる時間帯は?
スーパーの空いてる時間帯です。
- 開店~11時
- 13時~15時
- 20時~閉店
大きくはこの3つの時間帯になります。
なぜ空いてるかというと、
スーパー側からすれば、上記の通りになります。
お客様としては、
- 朝昼晩の食事のリズムに合わせているから
- 仕事のスケジュールに合わせなくてはいけないから
買物にいけない、ということです。
お客様の行動パターンに左右されてるに過ぎません。
例えば、
みなさんこんな感じだと思います。
なので、空いてる時間にどうしても買い物したいのであれば、一般的なお客様の行動パターンをやめて、この3つの時間帯をおすすめします。
但し、デメリットがありますので、次でお話します。
空いてる時間帯に買ってはいけない理由
空いてる時間を、スーパー側から考えてみます。
まず、買ってはいけない理由ですね。
- 売場管理が良くない
- 満足のいく買物ができない
- レジの人員も少ない
ひとつずつ解説します。
売場管理が良くない
空いてる時間を利用して、品出し以外の業務をしているからです。
なにをしてるか?
- 発注と計画作業(1時間~)
- 事務的な作業(1~2時間)
- 休憩時間(1時間)
上記のような作業と休憩をとっています。
品出しを一日中やってるわけではありません。品出しは100ある作業の一つでしかなく、他の業務が滞ると、翌日以降の営業にさしつかえてしまいます。
1日の仕事の半分くらいしか売場作業はしていないので、その間にどうしても管理レベルが下がってしまうんですよね。
お客様へのサービスとスーパー側の業務。このバランスが一番大変なところです。
満足のいく買物ができない
売場に従業員がいない時間帯だからです。
そうすると、
- 鮮度がよくない
- 商品が少ない
- 補充がされてない
- 揚げたて・焼き立てが買えない
こんな状態になります。
例えば、
上手な担当者は、開店時は少しだけ出して、ピークタイムにお客様に合わせてたくさん出すという工夫をしてますね。
でも、ちょうど14時~15時は夕方ピークへの切り替え時期なので、鮮度も量も品ぞろえも一番よくない時間帯になってしまいます。
生鮮食料品を買う場合は注意してください。
レジの人員も少ない
レジの人員配置は入店客数によって決めています。
例えば、
レジがスムーズに流れれば、お客様のストレスはなくなります。
しかし、そもそも空いている時間帯はレジの人員を減らしています。ちょっといつもより混んでしまうと、レジに行列ができやすくなります。
レジ担当者は、
でも、データはあくまで過去のもの、いつも当たるとは限りません。
客数が少なくて、レジも少ない時間より、客数多くても、レジもたくさんいる時間の方が、結果的にスムーズな買い物ができます。
では、どうするか?
空いてる時間がわかったところで、その時間に買物に来れるか?といえば、ほとんどの人がムリなのではないでしょうか。
いつ買物に行けばいいか?
空いてる空いてないではなく、満足のいく買物ができるかという視点で考えるべきです。
買物行くなら、
- 昼なら11時~13時
- 夕方なら16時~18時
この時間帯がベストです。
人も、商品も、鮮度もそろってますので、お買い得です。スーパーはこの時間のためにやってるといってもいいくらいです。
この時間じゃないと出せない商品と価格があるからです。
ただ、非常に込み合います。
そこで2つ提案をしたいと思います。
- 買物場所を使い分ける
- 買物の頻度を増やす
ひとつずつ解説します。
買物場所を使い分ける
食料品を買うのにスーパーでなければ・・・という時代は終わりました。
何でもかんでもスーパーで全部そろえる必要はないからです。
- コンビニ
- ドラッグストア
- 道の駅
- 農協直売所
- ディスカウントストア
その気になればいくらでもあります。
私は、買う商品によって買う場所を使い分けすることをおすすめします。
例えば
スーパー元店長がそんなこと言ってはいけませんが・・・
どんな効果があるか?
- 1回で買う量が減る
- カートを使う必要がなくなる
- 買物時間が短くなる
他にも、価格が安いとか、ポイントが貯まるとかいろいろあります。
しかし、カートを使わないことで売場の移動も速くなるし、節約効果期待できます。なにより、早く帰れて疲れなくてすみますね。
こうすることで、買い廻りができる若い人は分散して、買い廻りできないお年寄りにスーパーをゆずってほしいなと思ってます。
買物頻度をあと1回増やす
1週間の買物を分散させるということです。
1回の買物量を減らせば、時間の短縮とお買得品を買うチャンスが増えます。
例えば、
本来は、毎日スーパー行った方がいい買い物できます。
さすがにそれはムリでしょうから、あと1回増やすだけでレジも短くて済みますし、トータルで考えれば食費も安くなります。
空いてる時間に行って大量に買うのと、どちらがお得かわかるはずです。
まとめ
今回は、「スーパーは、空いてる時間帯に買ってはいけない!」と題して、その理由と解決の提案をしてきました。
もう一度まとめておきます。
スーパーの空いてる時間帯は
- 開店~11時
- 13時~15時
- 20時~閉店
でも、デメリットがあります。
- 売場管理が良くない
- 満足のいく買物ができない
- レジの人員も少ない
やっぱり買物行くなら、この時間帯がベスト。
- 昼なら11時~13時
- 夕方なら16時~18時
人も、商品も、鮮度もそろってます。でも、混み合います。
そこで2つの提案
- 買物場所を使い分ける
- 買物の頻度を増やす
こんな効果が期待できます。
- 1回で買う量が減る
- 買物時間が短くなる
ちょっとした工夫で買物がスムーズになります。わざわざ空いてる時間に合わせて買物に行く必要はありません。
参考になれば幸いです。
今回は以上です。