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スーパー採用担当者の本音!アルバイト志望動機の書き方

スーパーへの就職

志望動機の書き方について知りたい人

気になったアルバイトがあったので応募しようと思うんですが、いつも志望動機で悩んでしまって書けません。どう書けばいいですか?志望動機は、どれくらい重視していますか?

今回は、こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

【アルバイト応募者向け】

  • スーパー採用担当者の本音
  • スーパーのアルバイト志望動機の書き方

 

本記事の信憑性

この記事を書いてる私は、大手スーパー勤務歴25年、管理職(副店長・店長)も5年ほどやりました。その間採用も担当していたので、採用の現実を書こうと思います。

 

現場で採用をしていた立場から、志望動機をどう見ているのか?と、志望動機をどう書いたらいいのかのポイントを本音で書こうと思います。

 

というわけで今回は、「スーパー採用担当の本音とダメな志望動機書き方」について解説します。

 

とりあえず志望動機は書いてみたものの、本当にこれでいいのかな?と不安な方は、ぜひ読んでみて下さい。

 

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スーパー採用担当者の本音

まず前提となる、採用担当からみた志望動機の本音についてまとめました。

 

  • 応募してくれた人は、なるべく採用したい
  • 志望動機自体は、あまり重視してない

これが正直な気持ちです。

順番にみていきましょう。

 

応募してくれた人は、なるべく採用したい

 

世の中人手不足ですからね、採用を担当したことがある人ならわかると思いますが、応募ってこないんですよ。本当に来ない。1ヶ月ゼロなんて当たり前で、半年で数人なんてことも珍しくありません。

なので、応募に来てくれただけで「やっと来た!ありがとう」って気持ちなんですよ。

で、次に思うのが

「頼むから、普通の人であって欲しい!」これにつきます。
普通の人ってどんな人?って思いますよね。
次で説明します。
 

普通の人でいい【経験・高学歴必要なし】

 

  • 身なりがきちんとしてる(服装・髪・化粧)
  • 礼儀がある(あいさつ・話し方)
  • 常識をわきまえている

このくらいの感じです。

この3つがクリアできていれば問題ないです。この辺は、第一印象で大体わかりますので、ここで引っかかると採用はないです。いくら志望動機がよく書いてあっても、ダメですね。

 

志望動機自体は、あまり重視してない

 

理由は以下の4つです。

  • 理由①:あくまで「アルバイト」の採用
  • 理由②:本当かどうか確かめようがない
  • 理由③:書き方(文章力)で採用は決めていない
  • 理由④:あくまで採用は人物重視

順番にみましょう。

 

理由①:あくまで「アルバイト」の採用

店舗管理者(店長・副店長)は、アルバイトの採用しかできません。
本社人事部が、社員採用で面接するなら履歴書も志望動機もきっちり確認するでしょうが、あくまでアルバイトの採用レベルなので、正直そこまで踏み込んで聴きません。

社員の選考のように大勢の中から選びに選んで採用するわけではありません。数ヶ月にひとり来るかどうかの応募から選考するので、落とすためではなく、採用するためにやってるのです。

優秀な人を探してるわけではありません。普通でいいんです。

 

理由②:本当かどうか確かめようがない

志望動機なんて、ネットで探せばいくらでも書き方や例があります。つまり、書いてあることが本当にその人の志望動機かどうかなんて、”確認できないから”です。

「以前からこの仕事に興味があって・・・」と書いてあったとしても、その真偽を確かめることはできません。もし、「ホントにそうですか?」なんて質問したら、相手は「信用してくれないのか?疑われた!」と怒るでしょう。応募も辞退されるでしょうし、噂は広まり、さらに応募が来なくなります。

やるべきは、ホントかどうか確かめることではありません。

履歴書をどう書いてきたかで、人柄や性格を推察して採用した場合の仕事ぶりにまで想像をめぐらすことです。

 

理由③:書き方(文章力)で採用は決めていない

立派な志望動機を書いてきたために「志望動機負け」してる人がいます。

いくら確かめようがないとはいえ、「ちょっと出来すぎだな」と思うことがあります。一生懸命考えたか、ネットで調べたのか、あまりにも美しすぎる動機は、かえって人物とのギャップが目立ってしまいます。

そこまでしてでも、ここで働きたいんだなと良い方に考えることもできますが、表面上だけ取り繕えば、なんとかなると、安易に取られても困ります。

履歴書を上手に書いてきた人、文章力のある人を採用したいわけではないからです。

 

理由④:あくまで採用は人物重視【全体の80%】

履歴書というのは、あなたを知るための手段であって、目的ではありません。

ただ、履歴書の書き方にあなたの人柄や性格が出でしまうので、そこを採用側は見ています。つまり、履歴書を書いてもらうことで、結局は、あなたという人を見ているのです。

あくまで採用は、人物を重視して決められています。

 

以上の4つの理由を踏まえた上で、じゃあどうやって志望動機を書けば良いのか解説します。

 

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スーパーのアルバイト志望動機の書き方

 

志望動機にそもそも正解はありません。

だったら、書いちゃダメなことが分かればいいんです。志望動機はだいたい相場が決まっているので、おかしなことさえ書かなければ、そこで引っかかることは基本ないです。

優秀な志望動機を探してるわけじゃありません。志望動機に、”異常がないか”見てるだけです。

 

ポイントは3つ

  • 正直に書いたほうが良い
  • 「ダメな例」を理解する
  • 志望動機と人物が合っているか(整合性)

順番にみていきます。

 

正直に書いたほうが良い

 

確かめようなくても、基本的には正直に書いたほうが良いです。

 

こういうと、「じゃあお金のためとか家から近いって書いていいの?」って思う人いるかもですが、それは正直すぎます。

お金はいらないから働かせてくれ、なんて人はいませんよね。

お金が欲しいから、だったとしても「こういう理由があって、月に◯万円くらい欲しいので、週に4日以上は仕事をしたい、長期で働きたい」という熱意が伝われば全く問題ないし、好感が持てます。

理由とそのために自分はどう働くかの意思表明ができれば問題ないです。

それに正直な方が、もし志望動機を突っ込まれても焦らずに済みますね。

 

「ダメな例」を理解する

 

面接官に「ん?」と引っかからないように書く。異常がなければ問題なしのレベルです。

 

◆ダメな例 

  • タイプ①:「お金のため」「近いから」と一言だけの人
  • タイプ②:あまりにも出来すぎた志望動機、美しすぎる動機
  • タイプ③:なにも書いてない

 

◆タイプ別の面接官の心理

タイプ①:正直な人なんだな、本音と建前を使い分けるタイプではないな
タイプ②:建前は上手だけど、実際はどんな人かな
タイプ③:相手に合わせることができないんだな、神経が図太い人だな

 

①と③の採用はないでしょう。応募にきて履歴書の志望動機を書かないとか一言だけで出してしまう神経が疑われます。そういう人の仕事ぶりを想像すると、とても採用する気にはなりませんね。

②も要チェックですね。出来すぎた動機は逆に不審に思われます。面接官から詳しくチェックが入るはずです。そこで化けの皮が剥がれると採用は厳しくなりますね。

 

ありきたりでも、普通に書いてあれば大丈夫です。

 

志望動機と人物が合っているか

 

「名は体を表す」っていいますけど、「履歴書も体を表します」

 

志望動機と人物のバランスを見ます。変に志望動機だけ浮いてないか?あくまで人物との対比の中で判断します。

浮いた志望動機とは、自分の言葉になってないものですね。見ればすぐわかりますよ、本当にこれあなたが考えたの?って、言いたくなるくらい違和感があると印象としてあまり良くないので、必ず自分の言葉で書いて下さい。

 

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最後に

 

いろんな志望動機の書き方をネットで拝見しましたが、どれも美しすぎる動機ばかりで、「こんなふうに書かないとダメなんだ」と勘違いを起こし、「こんなふうに書いてなかったから落ちたんだ」と落ちた原因は履歴書や志望動機の書き方だと思ってしまいます。

そうなると、履歴書さえ上手く書ければ受かるんだ、志望動機が上手く書ければ採用なんだと。履歴書は、あなたの人柄、性格を見るための手段として使っているだけで、目的ではありません。

志望動機が上手く書けてないだけで不採用にはしません。あくまで採用は「人」を見ています。

今回は以上です。

ありがとうございました。

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