【赴任歴5回経験者】単身赴任を社員寮にするメリットを解説

どこに住むか迷ってる人

初めて単身赴任することになりました。賃貸か社員寮にするかで迷っています。社員寮のメリットってなんですか？知りたいです。

こんな悩みにお答えします。

◆本記事の信頼性

この記事を書いている私は、大手スーパー勤務歴25年、管理職歴（副店長・店長）は5年です。単身赴任を5回した経験から記事でわかりやすく解説します。

◆本記事でわかること

本記事を読み終えると「単身赴任は社員寮を選ぶべき」ということがわかります。

今回は、「単身赴任するならなぜ社員寮がいいのか？」を解説していきます。

私自身、5回の単身赴任を経験していますので、参考になるはずです。

「社員寮はちょっと・・・」と思っている方は、最後まで読んでみてください。

今回の話は、大手スーパだからこそのメリットでもあります。

大手スーパーのメリットについては、【就活者向け】超大手スーパーで働くメリット４選を元店長が解説！にて紹介しています。

【赴任歴5回経験者】単身赴任を社員寮にするメリットを解説

東京に本社がある企業に就職したのに、地方へ転勤で単身赴任を命ぜられた・・・。

同一県内だけど、自宅から通勤できない距離で家族と離れ離れになる・・・。

75万人とも80万人ともいわれる単身赴任者は現在も増え続けています。初めての単身赴任で社員寮にするか賃貸にするかで迷っている方もいるでしょう。

社員寮に入ることが決まっている方で、憂鬱になっている人もいるはずです。

そんな人に向けて、今回は「社員寮のメリット」をご紹介します。

◆結論

これがメリットです。

ひとつずつ解説します。

お金がかからない

理由として、

これくらいはありますね。

ひとつずつ補足していきます。

単身赴任手当がでるから家賃は実質タダ

厚生労働省の「平成27年度就労条件総合調査の概況」で全国の民間企業の平成26年11月分の単身赴任手当平均は46065円という結果がでています。

私が単身赴任していた時の手当が、約4万円だったのでそれくらいですね。

例えば、

普通に賃貸借りると、東京で8万～12万、地方で5万～7万が相場なので、住宅補助の金額にもよりますが、かなりの出費になります。

食事の心配がいらない

一人暮らしの一番の悩みどころを解決してくれます。

この感じですね。

「安くて、美味くて、健康に良い」三拍子そろってます。

仕事で疲れてるのに、食事どうしようとか本当にめんどくさいです。

私の場合は１食あたり500円くらいだったので、あとは好きなものを買って部屋で食べればかなり食費は浮きますね。

私はその分を少しお酒とか、趣味とか、貯金にまわしてました。

光熱水道費もかからない

これに関しては、「寮費」に含まれてたのでタダでしたね。

総務省統計局「平成29年家計調査報告（家計収支編）」によると単身世帯の光熱水道費1ヶ月の平均は11380円です。

賃貸で一人暮らしだと、地味に月１万くらいかかりますから、年間12万以上は覚悟しないといけないですね。

企業によっても差はあるでしょうが、このあたりも社員寮の大きなメリットです。

通信費（Wi-Fi）も使い放題

いまやインターネットなしの生活は考えられなくなりました。

一昔前なら、Wi-Fiの有無は企業もアパート経営者も重要視していませんでしたが、もう必須になりました。

社員寮にWi-Fiがないような企業には若者は入ってこないでしょう。

とはいっても、賃貸にはまだまだ完備されていないところも多く、自分でポケットWi-Fiや光回線を引くとなると工事費だけでも2万～3万はかかります。

ポケットWi-Fiも工事はいりませんが、月1500円～3000円はかかります。

こういう出費は抑えて、自由に使えるだけ使いたいですよね。

駐車場代も無料

地元企業で働いている人は車通勤多いので、駐車場代はできれば払いたくないはずです。

地方だと駐車場代で月極め3000円～5000円。家賃以外で車にもとなると、ここでまたまた出費がかさみます。

都内や大都市では、そもそも電車通勤なので駐車場はないでしょう。

しかし地方への転勤で車通勤だと、駐車場代無料は必須ですね。

持っていく物が少ない

とにかく引っ越しがラクです。

私が、実際社員寮に持って行ったものです。

こんなもんですよ。

足りなかったら、現地で買う。これにつきます。

私も初めての時はあれやこれや買って行きましたが、使わなくて邪魔になります。

部屋も狭くなるので、必要最低限にして後から買い足すで十分です。

自宅に戻る時も、引っ越し業者を使ったことはありません。自分の車に上に書いた物をつめこんで終わりです。

一生いるわけではないので、常に身軽にしておくことが大切です。

セキュリティーが安心

一般人の出入りができないので安心です。

女性の方は、特に安心ですね。

病気の時も、常備薬をもらえたり、不慣れな土地で病院の世話もしてくれます。

歯医者を探したり、風邪を引いた時の病院探しは、心細くなります。そんな時に地元の管理人に聞くのが一番です。

掃除もやってくれる

いつもきれいな状態で使えるのは気持ちがいいです。

管理人以外にも、館内の食事と掃除をしてくれるスタッフがいるからです。

毎日掃除してくれてましたね。感謝です。

自分の部屋だってロクに掃除しないのに、風呂トイレはなかなかやらないですよね。休みの日は寝てますからね。

これで寮費5000円ですから、安すぎますね。

意外と社員寮は静か

どこの社員寮に行っても、本当に静かです。

理由は、

上記の通りです。

賃貸アパートだと、上下左右の部屋がどこのだれで、職業もわからないからです。

例えば、

でも、社員寮は同じ会社の人間なのでお互い気を使って静かに過ごしてます。

同じように面接して試験で入社してきたので、あまり変な人がいないからです。

同じアパートにどんな人がいるかは賭けですし、最初は良くても、あとから引っ越して来た人がいい人とは限りません。

そう考えると社員寮は、あまりハズレがないと言えますね。

交流の場になる

孤独になりすぎないところがいいです。

アパートにポツンといるより、たまに人との会話があった方がストレスがたまらないからです。

こんな効果もあります。

食堂で、お風呂で、洗面所で、トイレでちょっとした会話から知り合いができたり、意気投合することもあります。

この関係が孤独になりすぎず、ストレスを軽くしてくれる効果があります。

長い目で考えれば、本当にいい経験だと思います。

ここまで社員寮のメリットの紹介をしました。

次にデメリットの話しをしようと思います。

社員寮がデメリットになるかは、あなた次第

このデメリットが本当にあなたにとってデメリットになるかはわかりません。

社員寮のシステムとして可能性のある事実を書いておきます。

どうでしょうか？

私の場合は、門限はありませんでしたが、設備は古く30年以上前に建てた寮でした。

でも、特に不便さは感じませんでしたし、改良もされていましたね。

自分の会社の規則や、実際入寮している人に聞いてみてください。

最初だけでしたね、いろいろ気にしていたのは。何回も転勤で単身赴任してる内に慣れますよ。

まとめ

今回は、単身赴任者に向けて、社員寮にするメリットのお話をしてきました。

まとめておきます。

「安い」、「安全安心」、「ラク」、「静か」、「孤独じゃない」

この辺がキーワードです。

一番はなんといってもお金がかからない。これですね。若いうちは給料も少ないですし、交際費にもお金かかりますからね。

アパートでの一人暮らしの自由さのメリットと今回の話しを参考にしていただいて、選択して下さい。

ちなみに、20回以上の転勤経験者が教える「転勤のメリット」４選についても記事で紹介しています。参考にしてください。

今回は以上になります。